カーデザイナーになりたいけど方法が分からない方必見!

カーデザイナーになるための3つのヒント

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カーデザイナー

 

TOYOTA、HONDA、日産と日本の自動車メーカーの技術は世界でもトップクラスと言われています。安全性、耐久性、そして新しい技術開発において、日本の自動車は世界一と言えるかも知れません。しかし唯一、日本の車に欠けているものといえば、車のデザインセンスといえるでしょう。

 

日本における自動車デザイン専門学校の数はごくわずかしかありません。
日本の自動車のデザインでも、高級車になればなるほど、デザインは海外メーカーに依頼したり大手デザイン会社のコンペによって決定しているのが現状です。

 

 

カーデザイナーの条件

特に資格は必要ありませんが、大体の人が大学や専門学校でプロダクトデザインやインダストリアルデザインを学んでいます。自動車のデザインの需要は日本だけではありません。

 

有名なカーデザイナーを多く輩出しているカロッツェリアと呼ばれるイタリアのデザインメーカーで修業をしたり、アメリカやヨーロッパのデザイン専門の大学に留学する人も多いので、英語力は付けておいた方が良いでしょう。

 

 

 

カーデザイナーの就職先

日本で就職するなら自動車メーカー、カーデザイン専門事務所が良いでしょう。
海外では時計、インテリア、車といった工業デザインを全て扱うデザイン会社もあります。

 

 

 

有名な日本人カーデザイナー

 

栗原典善氏の写影

栗原典善
桑沢デザイン研究所卒業後に、本田技術研究所でオートバイのデザインを手がけました。その後、イタリアに渡りペルージャ大学に入学、卒業後は世界的巨匠ジウジアーロで有名なイタルデザインでボルボ、BMWやフィアット、フォルクスワーゲンなどのデザインプロジェクトに携わっています。

 

その後、ヨーロッパフォード(英・独)に移籍し、帰国後はカーデザイン・プロダクトデザインの専門会社を設立してルノーやポルシェのデザインに従事しました。日本で新たなデザイン会社NORI, inc.を設立し、2013年からはカーデザインアカデミーの監修も務めています。

 

 

和田 智氏の写影

和田 智
武蔵野美術大学卒業後の1983年、日産自動車に入社。
主に電気自動車などのエクステリアデザインを担当しました。
1998年、アウディ社に移籍。アウディのエクステリアデザインを担当し、エキスパートシニアデザイナー兼クリエイティブマネージャーとして活躍しています。

 

2007年「ニューズウィーク日本版・世界が尊敬する日本人100人」に選ばれ、日本グッドデザイン賞(2008年)、ドイツ連邦デザイン大賞(2010年)を受賞しました。

 

2009年に独立し、デザインスタジオ「SWdesign」を設立。
日本を代表するカーデザイナーとして世界中で活躍しています。