自動車業界で働きたい女性にお勧めの資格です!

穴場な国家資格?運行管理者とは

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運行管理者

 

自動車業界は日本の産業界の要です。
今後も景気に左右されにくい、人材が必要とされる業界といえるでしょう。
そんな中、注目されている資格が「運行管理者」です。
受験条件も試験内容も国家資格の中では比較的取り易いと評判です。
仕事内容もきめ細やかな配慮が要求されるため、女性に適した資格といえます。

 

運行管理者の資格条件

次のいずれかに該当する必要があります。

 

①事業用自動車(タクシー、バス等事業の種別は問いません。)の運行の管理に関し1年以上の実務経験がある人。
②実務の経験に代わる講習(自動車事故対策機構が行う基礎講習)を修了した人。

 

年齢、性別は問いません。

 

 

試験科目

「旅客」と「貨物」の2種類です。道路運送法、貨物自動車運送事業法、道路運送車両法、労働基準法と運行管理者の業務に関する知識が要求されます。

 

 

運行管理者資格の種類

一般乗合旅客、一般貸切旅客、一般乗用旅客、特定旅客、貨物の5種類があります。
自動車事業の運行の管理に関し5年以上の職務経験があり、その間に運行の管理講習を5回以上受講している等の要件を満たせば、運行管理者の資格を取得する事ができます。

 

 

今後の動向

マークシートと消しゴムと鉛筆

運行管理者の試験は年々難しくなる傾向があります。
しかし、試験方式は、マークシートによる4択の筆記試験となっており、トータルの得点が満点の60%以上(30問中18問)であれば合格できます。3月と8月の年に2回試験が実施されますから、頑張れば1年で資格を取る事は充分に可能です。

 

バスやタクシー、運送業界で働く女性が増えています。
運転技術は経験次第ですから男女の差は関係ありません。
仕事でキャリアアップを図りたい場合、資格を取得する事は非常に重要です。
特に運行管理者は一定台数以上の事業車を保有する企業は選任する事が国土交通省より義務化されています。

 

長距離ドライバーによる過失運転を防ぐためにも、運行管理者の責任は重大です。
やりがいのある仕事ですから、自動車業界に従事する人にはおすすめの資格といえるでしょう。